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ゲッセリウス・リンドグレン・サーリネン設計ポホヨラ保険会社ビルのショウウィンドウ
ヘルシンキ中心部のアレクサンドル通りの角地に建つ、ナショナルロマンティシズムの建築家E. サーリネン、A. リンドグレン、H. ゲッセリウス…
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カイ・フィスカー設計ステファンスガードの店舗
コペンハーゲン市内に建つステファンスガードの集合住宅の一階店舗。戦時中の材料制限のため鉄筋コンクリートの使用に制限がかかったため、軽量コンク…
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アルネ・ヤコブセン設計ボール邸の書斎
コペンハーゲン郊外のヤコブセンの初期の住宅作品。伝統的な黄色のレンガ造の壁面から半正六角形状の平面が突出したベイウィンドウで、高さ200mm…
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アルネ・ヤコブセン設計ハービー小学校のホール
フュン島にあるハービー小学校の絵などが飾られる2層吹き抜けのホール。勾配屋根と壁の境界をまたぐ窓が3つ反復しており、北向きの天空光がホールに…
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アルネ・ヤコブセン設計スーホルムIの会議室
ベルビュービーチに建つ集合住宅、スーホルムIはヤコブセン自身もそのひとつを購入して事務所として利用していた。一階の会議室には窓のある場所を除…
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WindowScape[北欧編] 名建築にみる窓のふるまい
…indowScape[北欧編] 名建築にみる窓のふるまい』 東京工業大学 塚本由晴研究室 発行元:フィルムアート社 発行年:2022年9月 …
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新建築書店にてトークイベント「旅と窓」:『WindowScape』塚本由晴 ×『アジア「窓」紀行』 田熊隆樹を開催
『WindowScape[北欧編]名建築にみる窓のふるまい』(東京工業大学 塚本由晴研究室編、フィルムアート社、2022年)は、スウェーデン…
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旧京都府茶業会館/宇治茶のための拝見窓
京都府宇治市にある茶業会館。公益法人京都府茶業会議所の建物として建設され、現在は宇治茶道場「匠の館」としてお茶の教室などで使われている。壁面…
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札幌農学校第2農場 穀物庫/コーン貯蔵のための窓
北海道札幌市の北海道大学内にある明治9年に建てられた穀物庫。クラーク博士の大農経営構想によって、乳牛の濃厚飼料となるコーンを貯蔵する倉庫がマ…
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大崎漆器店 通り土間/漆と高窓
大崎漆器店の通り土間。土間におかれた釜戸で完成した漆器を蒸すことで漆器の品質を確かめる。高窓から釜戸の熱や蒸気を逃がし、採光する。高窓は2階…
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Windowology: Selected Research
…稲田大学 中谷礼仁研究室) ・vol.4「窓のふるまい学」(東京工業大学 塚本由晴研究室) ・vol.5「窓の方言学」(東京藝術大学 ヨコミ…
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WindowScape 3 窓の仕事学
窓のまわりには、光や風などの自然のふるまい、そこに寄り添う人間のふるまいが集中する──世界各地の多様な窓を調査した東京工業大学 塚本由晴…
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WindowScape 2 窓と街並の系譜学
東京工業大学 塚本由晴研究室による窓学「窓と街並の系譜学」(2011-2013)の研究成果をまとめた書籍。『WindowScape 窓のふる…
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WindowScape 窓のふるまい学
東京工業大学 塚本由晴研究室による窓学「窓のふるまい学」(2007-2009)の研究成果をまとめた書籍。世界中の美しい窓と、その窓辺での光、…
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子規堂/勉学のための曇りガラス窓
愛媛県松山に再現された正岡子規が17歳までを過ごした生家。中学生の頃の子規は、3畳の勉強部屋で漢詩などの習作を重ねた。部屋の二面が小割りの曇…
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林ぶどう研究所/マスカット温室の窓
岡山県北区津高にあるマスカットを栽培するための温室。マスカットの育成には約20℃の気温と、紫外線を多く取り入れることが好ましい。そのため温室…
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角海家/望楼の窓
石川県輪島市黒島門前町にある廻船問屋。明治4年(1871年)の大火により1度焼失したが、翌年に再建された。主屋の一角の望楼から日本海を望むこ…
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廻船問屋瀧田家/収納と窓
愛知県常滑市にある廻船業を営んでいた旧滝田家の住宅。収納の奥行き分の厚みが窓に深さをつくりだし、光がぼんやりと入り込む。開口部には障子、収納…
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古書尚学堂/本の窓
京都市中京区にある古書店。通りに面して本棚が組みこまれた造り付けのショーケースと出入り口が設けられ、溢れんばかりの古書がショーケースや店先に…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である (ジャパン・ハウス ロンドン)
2021年12月1日(水)- 2022年4月10日(日) ジャパン・ハウス ロンドン 地下ギャラリー/ 地上階ショーウィンドウ・展…
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カクキュー八丁味噌/味噌蔵の窓
愛知県岡崎市にある八丁味噌の蔵。同社の明治40年築の味噌蔵「大蔵」は、現在史料館として使われている。2階はかつて、蒸した大豆をむしろの上に広…
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佐藤又六家/内蔵と窓
秋田県横手市増田にある約350年続く商家で、国の重要文化財に指定されている。豪雪地帯である増田町の建物は、雪害から蔵を保護するため、主屋の中…
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藤原養蜂場/蜂のための窓
岩手県盛岡市にある明治34年創業の養蜂場。本来、養蜂の巣箱は野ざらしで置かれるが、寒さの厳しい地方では、越冬のため小屋の中に巣箱を設置してい…
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旧杉原家住宅/養蚕農家の反復窓
石川県白山市にある民族資料館。嶋村(現在の白山市桑島)に1864年に建てられた旧豪農の民家を移築してつくられた。江戸時代までは主屋の2、3階…
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ジャパン・ハウス サンパウロにて『WINDOWOLOGY : 窓学 窓は文明であり、文化である』展を開催
…ディレクション:萩原俊矢 作品クレジット 手仕事の窓 研究:東京工業大学 塚本由晴研究室 環境の窓 研究:小玉祐一郎+滋賀県立大学 金子尚志…
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復元塩田釜屋/茅葺き屋根と排気窓
兵庫県の赤穂市海洋科学館に復元された製塩所。瀬戸内海の穏やかな気候に恵まれた赤穂は、古くから塩づくりの町として知られている。現在は、工場内で…
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森林鉄道機関庫/機関車倉庫の窓
北海道開拓の村にある、木造平屋建ての森林鉄道機関庫。正面の両開きの板戸から機関車が出入りする。杭に取り付けられた金具に戸を固定して開けたまま…
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ミネラル工房/塩づくりためのポリカ屋根
新潟県村上にある塩づくり工房。近くの日本海からポンプで海水を吸い上げて建物外部の平釜に送水している。海水を8倍に濃縮し、そのあとこの建物で湯…
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廊下/漁船とニシンの倉庫の窓
北海道開拓の村にある木造平屋建ての漁船倉庫。廊下とは、陸揚げしたニシンを一時収蔵するための施設のことをさす。漁期後は船・櫓・れいなどの大型の…
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旧島歌郵便局/木造の窓口カウンター
北海道開拓の村にある明治35年に建てられた木造2階建ての郵便局。1960年に復元された。北海道では明治5年に近代郵便の取り扱いが始まった。こ…
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那須酒造場/焼酎と田んぼと窓
熊本県球磨郡にある大正6年創業の酒造。創業以来、もろぶた(麹作り用の小箱)による麹造り、カメ仕込みなど、手作業で焼酎「球磨の泉」を造り続けて…
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南保留太郎商店/燻製小屋の換気窓
北海道余市町にある南保憲亨氏が経営する燻製小屋。えびやインディアンサーモン、帆立やにしんを主に扱っている。燻製には適用温度によって熱燻、温燻…
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愛媛蚕種/養蚕小屋の窓
愛媛県八幡浜市にある、明治17年に建てられた木造3階建ての養蚕小屋。今も現役で使われている。廊下に引き違いの掃き出し窓、らんま部分にも引き違…
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新光時計店/作業台の窓
広島県呉市大崎下島にある明治期からの時計店。主屋の1階部分が店舗を兼ねた作業場となっており、道路側には時計を陳列するショーケース、その隣に作…
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武藤染工株式会社/染色工場の塔の窓
静岡県浜松市にある染色工場。隣接する工場のなかでもひときわ目立つ搭状の乾燥場は、天井高がおよそ9.5mもある。下階で染色された染め物は乾燥場…
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旧広瀬写真館/天幕付きのガラス屋根
北海道開拓の村にある木造2階建ての復元された写真館。北側屋根はシングル・スラントと呼ばれるガラス屋根となっており、磨りガラスが下見張りのよう…
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ジャパン・ハウス ロサンゼルス『Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である』オンライン展示開催
…津田道子 ソフトウェア開発:イトウユウヤ 手仕事の窓 研究:東京工業大学 塚本由晴研究室 環境の窓 研究:小玉祐一郎+滋賀県立大学 金子尚志…
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鈴木盛久工房/鉄器工房の窓
岩手県盛岡市にある江戸寛永2年創業の南部鉄器工房。現在使われている建物は、明治17年にあった大火事の翌年につくられたもので、細長く奥行きのあ…
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羽前絹練/精練場の窓
山形県鶴岡市にある明治39年創業の絹生地の精練場。絹の精練は、絹特有の光沢と滑らかな風合いをつくりだすために、生糸に含まれるタンパク質などの…
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出雲民芸紙工房/乾燥室の窓
和紙工房の和紙乾燥室の窓。出雲和紙の製作では、釜で熱した鉄板に紙すきを終えた和紙を貼付けて乾燥させる。窓辺にレンガ積みされた釜、その上に折り…
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ジャパン・ハウス 巡回企画展 Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である
…子 遠藤豊(LUFTZUG)イトウユウヤ 手仕事の窓 研究:東京工業大学 塚本由晴研究室 環境の窓 研究:小玉祐一郎+滋賀県立大学 金子尚志…
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第5回 北イタリア・モデナの“伝統的な”バルサミコ酢
ぶどうから造られる果実酢で、イタリア料理には欠かせない調味料、バルサミコ酢。北イタリアの都市モデナでは中世より貴族や皇帝の間で疲労回復や消化…
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松本伸弦楽器工房/バイオリン工房の窓
岩手県盛岡市にある明治61年創業のバイオリン工房。完全受注制でバイオリンやチェロなどの弦楽器の製作、修理を行なっている。楽器の表面を削る際に…
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第4回 ボルミダ渓谷・段々畑の赤ワイン
イタリア北西部のジェノバから車を走らせて2時間程度、ピエモンテ州の南部にボルミダ渓谷は位置している。渓谷は400~800mと標高が高いため、…
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矢部屋許斐本家/茶問屋の窓
福岡県八女市で300年続く八女茶の老舗。現在の建物は江戸時代に建てられ、その後外国商館に倣い窓の外に覆いをつけて拝見窓にした。許斐本家は、ま…
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JRA 日高育成牧場/馬場の窓
北海道浦河町にある1000m 屋内直線馬場。日本最大の馬産地日高地方に位置し、日本中央競馬会(JRA) の生産育成研究拠点である約1500h…
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武工房/竹細工と窓
愛媛県内子町にある築約140年の竹細工の工房。狭い間口をできるだけ大きく開くために、雨戸は庇の下にしまえる蔀戸になっている。昼は蔀戸を跳ね上…
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第3回 ジベッロ村の生ハム・クラテッロ
11月頭、パルマから北に車を走らせジベッロ村を目指す。旧市街地を抜けると畑とポツポツと立ち並ぶ民家が見えてくる。さらに車を北に進めると、急に…